
海軍本部大将。
普段はマイペース且ついい加減で「ダラけきった正義」をモットーとしているぐうたらな男だが、本質は義理堅く、「絶対的正義」を旨とする海軍の中では珍しく、職務を全うしながらも「正義とは立場や状況によって変わるもの」という考えを持つ。青いシャツに白いベストを着用。よくアイマスクを掛けて寝ていることが多いが睡眠は浅く、その間の会話も聞こえている。ガープには世話になった過去がある事から、敬意をはらっている。「あらら」が口癖。誕生日は9月21日
自然系悪魔の実「ヒエヒエの実」の能力者の氷結人間。体を氷に変え、そこから発する冷気であらゆる物質を凍結させ、凍結した状態で衝撃を加えられた物体は瞬時に粉砕される。海に出る際は、愛用の自転車(青チャリ)に乗って海水を凍らせながら移動している。
昔(少なくとも22年前まで)は黒のサングラスとコートを着用しており、現在とは見た目の印象が大分異なる。27年前の時点でこの姿で登場している。
22年前の中将時代、バスターコールの現場指揮を執る5人の中将の1人としてオハラに派遣され、ニコ・オルビアを監獄から脱走させた罪で指名手配されていたかつての同僚であり親友のハグワール・D・サウロを捕縛した。そして、サウロの意志を酌んでバスターコールからロビンを逃がし、その動向を静観していた。また、当時は「燃え上がる正義」を掲げていたが、悩み続けた末、確固たる意志で現在の「ダラけきった正義」に行き着いた。
20年後、アラバスタ事件後に行方を眩ませたロビンの消息を確認するため、ロングリング・ロングランドにて麦わらの一味の前に現れ、その圧倒的な力でロビンとルフィを氷漬けにするが、クロコダイル討伐の借りとしてこの場では見逃して立ち去った。その後、ロビンを捕縛しオハラの全てに決着をつけるべくCP9の長官スパンダムにロビンの動向を知らせ、さらにバスターコールの権限を与えた。しかし、CP9が麦わらの一味にエニエス・ロビーで敗北を喫したのを見届けると、ウォーターセブンで麦わらの一味を自分の宿り木と決めたロビンの意志を確認し行方を見守ることにした。
マリンフォード頂上戦争に参戦。開戦直後に白ひげが起こした大津波を凍らせ、さらに海を凍らせて足場を作った。その後、バギーを映像電伝虫ごと氷漬けにし、ルフィや白ひげとも交戦する。負傷したマルコに気を取られた3番隊隊長ジョズを全身氷漬けにし戦闘不能にした。その後は再び海を凍らせて白ひげ海賊団の残党とルフィ達の逃走阻止を図り、瀕死のルフィとジンベエを回収したハートの海賊団の潜水艦を「氷河時代」で捕縛しようとするも、逃げられてしまった。
終戦後は、退任するセンゴクから次期元帥に推薦されている。
モデルは俳優の松田優作。
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