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かつてセンゴクと共に海賊王ロジャーを何度も追い込んだ伝説の海兵。老齢にしては十分筋骨隆々の肉体を保っているが、本人曰く力は衰えているらしい。それでも素手で砲弾を大砲より速く投げたり、軍艦よりも巨大な鉄球を投げつけるなど凄まじい腕力を誇り、「武装色の覇気」も使える模様。その実力から27年前の時点で当時の元帥コングから幾度も大将への昇格を勧められていたが、自由にやるにはこれ以上の地位は必要ないとの考えから昇格を拒み続けたため、ロジャーの時代から階級は変わっていない。笑い方は「ぶわっはっはっは」。左目の周りに傷がある。せんべいが好物。
頭の中はルフィとほぼ同じであり、叱責中自分が責めている立場にもかかわらず突然寝るなど暢気かつ気まぐれな性格で、ルフィの自由奔放な性格はガープ譲りの部分も大きい。さらに、上下関係に非常に甘く、上官のセンゴクにも敬語無しで平気で会話し、奔放な振る舞いを怒鳴られる事もあるが本人は全く気にしていない。青雉にはかつての恩人として逆に敬語を使われている。反面、部下には平気で文句を言われ、下等兵が本来引き受ける雑用を手伝うほどであり、階級による威厳を全く感じさせない面がある。
過去にルフィを強い海兵にするため、夜のジャングルへ放り込む、千尋の谷に突き落とす、風船をくくりつけどこかの空へ飛ばすなどの過激な方法で鍛えていたが、決して殺す気はなかったという。本人曰く「孫に愛されたい」らしく、ルフィの海賊としての活躍を「さすがわしの孫じゃ」と笑いながら喜んでいる。
かつて処刑寸前のロジャーから、生まれてくる子供(エース)を託され、出産にも立ち会う。そして、生まれたばかりのエースを、ダダンの元に預け、後に7歳の頃のルフィもダダンに預けエースと共に修行させた。エースに対しては、血は繋がりはなくとも実の孫の様に愛を注ぎ、それぞれの血筋により二人の将来を案じ海兵にするつもりだった。そのため、ルフィが憧れるシャンクスを「ルフィを海賊の世界へ引きずり込んだ男」と快く思っていない。
Portrait.Of.Pirates ワンピースシリーズNEO-DX モンキー・D・ガープ